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NPO法人240の問

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「NPO法人240の問」

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エクセルファイルダウンロード

http://okadanet.sakura.ne.jp/NPO_Management/240Question.xlsm

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投稿者:

okadanet

一級建築士 静岡県浜松市 在住

「NPO法人240の問」への2件のフィードバック

  1. 突然のメールごめんなさい。私の名前はかれんです。今神奈川県で高校生をしています。「NPO法人240の問」拝見させていただき、深く感動しました。私は大学進学のための研究テーマとして「ボランティアCSR評価指数」作成を目的とし、活動を行ってきました。

    それに当たってご質問があります。このグラフや質問を作成なされた際、どのような点に注意されたのですか。またこのグラフを使用なさってどのような点は必要不可欠と感じられましたか。

    ご返答の程よろしくお願いいたします。

    かれん

    1. かれん様

      FUKUSHInet 岡田哲志です。

      メールをありがとうございます。
      とてもうれしく思います。

      「NPO法人240の問」は、
      NPO法人が組織として経営していくのに、
      その活動に関わるすべての人が、組織の「使命」と
      「目的」を共有して、効率よく社会への貢献度を
      高め持続可能な活動とするための「気づき」のツールです。

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      >突然のメールごめんなさい。私の名前はかれんです。
      >今神奈川県で高校生をしています。
      >「NPO法人240の問」拝見させていただき、深く感動しました。
      >私は大学進学のための研究テーマとして
      >「ボランティアCSR評価指数」作成を目的とし、活動を行ってきました。

      >それに当たってご質問があります。
      >このグラフや質問を作成なされた際、どのような点に注意されたのですか。
      >またこのグラフを使用なさってどのような点は必要不可欠と感じられましたか。

      >ご返答の程よろしくお願いいたします。

      >かれん
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      ★質問
      1.このツールを作成した意図、注意した事項

      ★答

      ツールは、マネジメント・サイクルの考えから、組織運営での「気づき」を促し、
      複雑で一様でない事業取り組みをなるべく「見える化」をして、事業に関わる
      すべての関係者が共有し方向性を整え効率を上げることを目的とします。

      すべての事象は、時と共に変化します。このことが、大前提にあります。
      現在、最善であっても、時間と共に、すべての事象は変化し陳腐化します。
      これは、自然の摂理であり避けられないことです。

      マネジメント・サイクルを回転することでの「気づき」から、
      イノベーションを生み新しい価値を創造します。
      価値創造の活動で、法人組織が掲げるビジョン(目的)へ到達する
      新しいステージへと前進するのです。

      グラフは、関係者全員で、考察し、それぞれが違いの発見を促すもので
      良いとか悪いとかを判断するものではありません。

      「気づき」は、第三者からの意見や提言ではありません。
      活動に関わるスタッフ自ら選択ですから。
      自ら決断し行動することにより新しい価値は創造されます。
      このことは、重要なことです。

      また、現在の問題点の解決手段や欠点は、
      自らの内にあり、解決方法のベストは、すでに自らの内に
      あり、それを最もよく理解できるのは、自らなのです。

      ただ、気づいていないだけなのです。

      自ら「気づく」ことで、眼前の世界の窓は、開き、希望と喜びが
      あふれた次のステージへと前進できます。

      このツールは、組織構築と行動のツールなのです。

      ★2.このツールを使用するに当たって、必要不可欠な事項

      ★答

      マネジメント・サイクルは、考え方なのです。
      ですから
      「考え方の基本と原則」があるのです。
      その、考え方を基底として、考えを構築されていますから
      「考え方の基本と原則」が理解され、関わるすべての人が
      共有していなければ、効果がありません。
      また、その言葉は通じません。

      また、このツールが最善であるということでもありません。

      ————————————
      「マネジメント・サイクルの基本と原則」
      1.すべての事象は、時間とともに陳腐化する。
      2.組織は、その方向性(ミッション・ビジョン)を明確にし
        すべての関わる人と共有されていること。
      3.組織(NPO法人)の目的は、
        非営利活動であり利他への活動であること。
      4.組織は、個の自己実現へのサポート(学ぶ機会・知識・技術提供
        チャレンジの機会提供)を惜しまない。
      5.フラットな組織であること。トップマネジャーは、指揮者で
        あり、組織の成果に責任を持つ者である。
      6.個は、組織を通して利他の社会に貢献で、自己実現を果たす。
      7.組織の内部環境・外部環境を俯瞰的に捉え、
        目的を実現させる資源獲得(知識・技術・人・物)を図る。
      8.使命と目的を達成させる、ビジネスモデルが構築されていること。
      9.ロジックモデルから組織の事業計画を明確にプレゼンできること。
      10.組織の目的は、社会への貢献であり、社会へのインパクト(影響力)
        をもつ。
      11.他との協働により、持続可能な事業とすることで、社会からの支援を受ける。
      ————————————

      ☆活動目的
      1.組織内の福祉(同好会)などを目的とする活動。
        この場合は、組織内部の福祉を目的としていて、
            内部的な意識や技術の向上を目的とする。

      2.NPO法人などの活動(非営利活動)
        非営利ですから、受益者に費用の負担をなくし、費用負担は、
            会費あるいは、寄付から捻出する。
        活動組織+受益者+支援者のコミュニケーションとネットワークが重要になる。

      ★CSR
        企業が需要があるからと、製品を製造するだけではなく、社会的存在として、
        人権を尊重した適正な雇用・労働条件,消費者への適切な対応,環境への配慮,
        地域社会貢献等々,責任を負う。
        
      ★ボランティア
        有償ボランティア
          ボランティア活動において、交通費や実費、その他経費を受け取る活動。
        無償ボランティア
          「自ら進んで」活動する者
        ボランティアであるから、会社員のように、就業について拘束することはできない。

      ★NPO活動の評価
      ボランティアや企業の社会貢献または、非営利活動の評価について。
      その活動は、組織ごとに違いがあり一様ではない。

      今話題となっている休眠預金の活用による支援があるが
      多様で複雑な活動を一定のモデル指標から活動評価する方法は、
      活動をモデルに合わせるようになったりして、自由な市民活動を損なう。

      また、この資金は、事業実施後のインパクトを評価し、後払いということなので、
      資金に苦しむ非営利活動への支援としては、問題がある。

      (社会インパクト評価は、活動が終了してもすぐに評価できない。)

      ☆自己評価
       1.市場や顧客調査をして、事業前の社会的な問題や顧客ニーズを調査し、
        この問題解決の為の事業計画書を作成する。
       2.組織がロジックモデルより、事業計画を作成し、ビジネスモデルから
         連携提携する他の組織とのパートナー契約やネットワークを構築し、
         収益と費用のバランス考えた資金計画を一般社会に公開プレゼンを
         して、社会への貢献(事業成果・インパクト)を公約する。
       3.その公約を評価して寄付者は、寄付先を選択する。
       4.中間支援センター主催のクラウドファンドより、支援が集まるように
         環境を構築する。
       5.事業終了時に再度市場と顧客調査をし、法人の自己評価を公開する
         これにより寄付者は事業によるインパクトを評価する。
       6.インパクト評価により、褒賞する。

      CSRやNPO・ボランティア活動において、社会貢献していることを評価するのは
      多様で一律でない活動を標準指標で評価するのは、かなり難しかと思われる。

      評価や支援する環境を整えないと、持続可能な活動を評価するのは、難しいと
      思います。

      —————————-
      岡田哲志
      tokada@bz03.plala.or.jp

      2019/03/21
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