住宅建設は、人生で最大の買い物であると思います。
●住宅取得方法
1.住宅展示場へ行く
気に入ったハウスメーカーの標準仕様で、間取りを決定する。
工場生産部分が多く制度が高く高品質であるが、
この場合。オプションや標準仕様以外の変更はしない方がよい。
2.不動産会社が経営する住宅建設会社
建てる土地を探すのに情報が多い。
土地に建築条件がついていることが多い。
3.建築設計事務所に設計と監理を依頼する。
自由な希望する家を設計できる。
全ての建築現場の監理は、建築士が行っている。
設計事務所に監理を委託すれば、現場の監理報告書を取得できる。
●住宅の性能
住宅の性能は、設計が完了した時点ですべてが決定している。
●木造住宅設計
外観設計 外装材の検討 タイル 屋根材料
内装設計 内装材の検討 壁・床の材質
室内空調設計 シックハウス対策 24時間換気装置 エアーコン
断熱設計 機密性能 ペアガラス 外断熱設計
構造計算 耐力壁の配置 使用する金物の施工方法と設置場所
防火対策 火災報知器 火気使用室の設計 コンロ回りの設計
省エネルギー対策 太陽光発電 蓄電設備 雨水の利用
排煙設備 排煙口
防腐防蟻対策 水回りの設計 基礎の形状 犬走りの施工
地盤 地盤耐力検査 盛り土 土留め工事 地境の確認
給水排水設計 結露対策 臭気対策 排水先の検討 汚水排水
建物内部・室内の空気循環設計
電気工事設計 厨房の電気コンセント位置と数 200v電源
防犯設計 鍵 1階開口部の防犯 侵入者警告チャイム
避難路確保 2階の居室からベランダ及び階段への二方向避難
地震対策 家具の取り付け 括り付け収納スペース
収納 収納庫 納屋 小屋裏収納
寝室 トイレ位置 換気 収納
構造体 すべて檜120x120mm角の柱 檜土台 水平補強
基礎 べた基礎 150mm幅の布基礎 基礎換気口の検討
高さ制限 地区規制 用途規制 風致地区 北側斜線制限
進入路 位置 幅 形状
給電 ポール アンテナ インターネット及びTV配管
照明 照明器具の選定 位置 コンセント・スイッチ位置
これらは
全てが専門知識を必要とします。
資格がある建築士が設計します。
これらは、現場で指示できなければなりませんから
仕様書と設計図があります。
平面図・立面図だけでは、家は建てることができません。
街の大工さんでは、すべてをチェックできません。
資格をもつ建築士が監理しなければなりません。
規模が大きくなれは、専門家チームで設計監理をする必要があります。
●監理
敷地の確認
建物位置確認
基礎形状・配筋確認
構造体検査 ねかたぎ 耐震金物位置確認
梁材の形状確認 小屋伏せ図チェック
耐震壁位置と施工チェック
床・屋根構造 水平補強確認
外壁 断熱材施工仕様と施工確認 屋根施工チェック
内装 壁仕様と施工状態確認
設備 配管配線・位置・排水・臭気状態チェック
給水・排水 漏れチェック 排水状態チェック
電気設備 配線・コンセント位置確認 配電盤確認
漏電検知 ブレーカー 地震検知
ガス 配管チェック
防水 シーリング 床防水施工チェック
これらの検査は、専門知識を必要とします。
建築士が監理します。
確認申請書には、責任担当建築士の名前が記載されています。
検査報告書 各部の写真と説明。
すべての建物に監理検査報告書があるはずです。
●構造設計
木造住宅も、鉄骨造の建物もすべての建物は、個別に構造計算をして、
構造について安全性を確認しなければなりません。
構造計算書は、すべての建物を個別に、計算された構造計算書がなければ
なりません。
工場生産される住宅の場合、構造計算書が施主に提示されません。
ですから、標準仕様を変更するのは、危険であると思います。
●住宅建築相談
住宅に関する事なんでも相談
インターネットで、住宅に関する相談に一級建築士が応じます。
お気軽にどうぞ!
メール先: tokada@bz03.plala.or.jp