NPO
  マネジメント・サイクル
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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  人を尊重し、人を主体とした行動のマネジメント・サイクル
  NPO法人のバックボーンとなるもの
 
 
 
  2017/04/18 OKADA ©
 
 
 
 
目次モクジ
最初サイショに☆
注意チュウイ
【マネジメント】
科学的カガクテキ管理カンリ
ヒト主体シュタイとした管理カンリ手法シュホウ(マネジメント)
【マネジメントサイクル】
一般的イッパンテキなマネジメントサイクル (PDCAサイクル)
●マネジメントサイクル (提案テイアンする方法ホウホウ)
【マネジメントサイクル  基本キホン原則ゲンソク】 
組織ソシキ(法人ホウジン)
個人コジン
社会シャカイ
●マネジメントが最大限サイダイゲン機能キノウする組織ソシキ環境カンキョウ
☆マネジメント・サイクルの概要ガイヨウ
1 ミッション(使命シメイ)・ビジョン
「我々は、これこれの事業をもって社会貢献する」をスタートとした場合
「我々の使命シメイナニか」をスタートとした場合バアイ
定款テイカン
2 事業ジギョウ組立クミタテ組織ソシキ組立クミタテ
事業ジギョウ組立クミタテ
組織ソシキ組立クミタテ
3 マネジメント・意思イシ決定ケッテイ
4 ロジックモデル  ビジネスモデル
4_1 【ロジックモデル】
  ヒョウ 事業ジギョウベツ損益ソンエキ状況ジョウキョウ
4_2 【ビジネスモデル】
法人ホウジンビジネスモデルのカタ
顧客コキャクはだれか?
ビジネスモデルのカタ
収益シュウエキ費用ヒヨウ
事業ジギョウベツ損益ソンエキヒョウ
内部ナイブ環境カンキョウ外部ガイブ環境カンキョウ
内部ナイブ環境カンキョウ
外部ガイブ環境カンキョウ
事業ジギョウ実施ジッシ管理カンリ指標シヒョウ
★ロジックモデル
★ビジネスモデル
会計カイケイ
5 評価ヒョウカ監査カンサ改善カイゼン改革カイカク
評価ヒョウカ
ナニ評価ヒョウカするのか?
監査カンサ改善カイゼン改革カイカク
 ☆最初に☆
 ここで提案テイアンするマネジメント・サイクルは、非営利活動法人ヒエイリカツドウホウジン組織ソシキ経営ケイエイを効率よく無駄がなく確実カクジツ成果セイカカンガカタであり、具体的グタイテキ行動コウドウ実践ジッセン方法ホウホウです。
注意チュウイ
 マネジメント・サイクルが、カンガカタであるので、基本キホン原則ゲンソクがあり、この基本キホン原則ゲンソクウエスベてが構築されています。
 基本キホン原則ゲンソクが、れられ共有キョウユウされていなければ、ナン効果コウカ成果セイカみません。
すべてが空論クウロンとなってしまいます。
●コップ半分ハンブンミズ
ミズ半分ハンブンハイってるコップをどうるか?
1.客観的キャッカンテキ感情カンジョウきで、コップに半分ハンブンハイっているとる。
2.客観的に感情抜きで、コップが半分ハンブンカラであるとる。
3.コップにコオリとウイスキーをれたらおいしいだろうとる。
どれも、カタ視点シテンチガいで、オナじコップのミズでもチガいがある。(3)の場合バアイ、(1)や(2)とチガいただ観察カンサツするだけでなく、コオリサケれるという行動コウドウトモナうことで、時間的ジカンテキ空間的クウカンテキヒロがりがある視方ミカタとなり、まつたくチガ展開テンカイんでいる。
マネジメント・サイクルは、カンガカタであり、ビジョンへかって行動コウドウするツールです。「どのようにカンガえるか、いかに行動コウドウするか」により、アタラしい発見ハッケンである改革カイカクみます。
「いかに行動コウドウするか」は、重要ジュウヨウで、行動コウドウトモわないカンガえは、ツクエジョウカンガえにぎなくナニむことはありません。
クギ磁化ジカ
ゴク普通フツウクギ磁石ジシャクでこすると、磁化ジカして、クリップなどが、くようになります。
クギは、普通フツウ状態ジョウタイでは、クギ分子ブンシ磁力ジリョク方向ホウコウがバラバラなので、全体ゼンタイとして、磁力ジリョクがなくナニけることは出来デキないのですが、磁石ジシャク一定イッテイ方向ホウコウコスることにより、クギ分子ブンシ方向ホウコウソロうことで、クギ全体ゼンタイとして、磁力ジリョクつようになります。
面白オモシロいことに、クギはその内部ナイブに、元々モトモト分子ブンシ個々ココ磁力ジリョクっているというコトで、その方向ホウコウソロえることで、全体ゼンタイとしてクギ磁化ジカするということ。
マネジメントの基本キホン原則ゲンソクは、クギ磁化ジカさせる磁石ジシャクオナじです。
それぞれ個々ココカンガカタや視方を、ビジョン達成タッセイという目的モクテキ方向ホウコウに、きをソロえることで、組織ソシキ全体ゼンタイとしてのチカラナン十倍ジュウバイにも増幅ゾウフクします。
それが、組織ソシキチカラとなります。
【マネジメント】
 マネジメントには、「製品セイヒン」を主体シュタイとした科学的カガクテキ管理カンリ手法シュホウと「ヒト」を主体シュタイとした管理カンリ手法シュホウがある。
科学的カガクテキ管理カンリ
 ノルマ、数値管理、コストダウンこれらによる管理
 ノルマや行き過ぎたコストダウンや、生産量等の数値管理は、人の情を考慮することがなくなり、数値スウチ目標モクヒョウ達成タッセイのみが重要視ジュウヨウシされる。
 これがぎると、「我々は何のために何をするのか」を見失い働く意義を見出せなくなり、自死に至る。優秀ユウシュウ人材ジンザイほど顕著ケンチョ反応ハンノウする。
ヒト主体シュタイとした管理カンリ手法シュホウ(マネジメント)
  ミッションとビジョンからスタートする管理カンリ手法シュホウ (ダレのためにナニをするのか)
  事業ジギョウ成果セイカではなく、ビジョン達成タッセイ評価ヒョウカされる。
  ビジョン達成タッセイへの組織ソシキカタ組織ソシキ透明度トウメイド評価ヒョウカされる。
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【マネジメント・サイクル】
一般的イッパンテキなマネジメント・サイクル
PDCAサイクル 
PLAN(計画)−DO(実施)−CHECK(評価)−ACT(ACTION)(調整・改善)
マネジメント・サイクル (提案テイアンする方法ホウホウ) 
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マネジメント・サイクル
1.ミッション・ビジョン 法人ホウジン使命シメイ明確メイカクにし、ビジョン達成タッセイへの方向ホウコウ指し示サシシメす。
2.組織ソシキ組立クミタテ 事業ジギョウ組立クミタテ
ビジョンを達成タッセイさせるタメ組織ソシキカタ事業ジギョウてる。
3.意志決定機関キカンマネジメント 
意志イシ決定ケッテイのプロセス。実施ジッシ責任セキニン分担ブンタン人事ジンジ
4-1ロジック・モデル 施策シサク論理的ロンリテキ構造コウゾウアキらかにして、目的モクテキ達成タッセイするにイタるまでの論理的ロンリテキ因果インガ関係カンケイ明示メイジしたもの。短期・中期・長期での事業目標と成果目標を整理して管理する。事業ジギョウ目標モクヒョウ数値スウチ目標モクヒョウとしやすいが成果セイカ目標モクヒョウ数値スウチ表現ヒョウゲンムズカしい。成果セイカ目標モクヒョウ達成タッセイ評価ヒョウカすることが重要ジュウヨウであり、成果目標の達成は、法人ホウジン対外的タイガイテキ責任セキニンであり約束ヤクソク
4-2ビジネス・モデル 資源シゲン獲得カクトク工夫クフウ仕組シクみ、支援者シエンシャとの連携レンケイ顧客コキャクのニーズから戦略的センリャクテキ業務ギョウムプロセスを構築コウチクする。収益シュウエキ費用ヒヨウ積上ツミア積算セキサンして収益シュウエキ方法ホウホウとコスト構造コウゾウ検討ケントウする。内部ナイブ環境カンキョウ外部ガイブ環境カンキョウ観察カンサツから顧客コキャク創造ソウゾウする。
5.評価ヒョウカ監査カンサ改善カイゼン改革カイカク 成果セイカ目標モクヒョウ評価ヒョウカは、法人ホウジン内部ナイブ評価ヒョウカだけでは、評価ヒョウカできない。セキ顧客コキャク支援者シエンシャ活動カツドウカカわるステークホルダからのフィードバック情報ジョウホウ積極的セッキョクテキ収集シュウシュウ評価ヒョウカする方法ホウホウ必要ヒツヨウ
【マネジメント・サイクル 基本キホン原則ゲンソク
● 組織ソシキ(法人ホウジン)
 ミッション(使命)とビジョン(目指す成果)を明確にし、全てのステークホルダーと共有する。
 互助ゴジョ地域チイキコミュニティを構築コウチクする。(組織ソシキ単独タンドク存在ソンザイするものではない。)
 強みを活かし弱みを意味がないものにする。
 個の貢献を組織を通して、社会に新しい価値やライフスタイルを提供する。
 貢献する個に報いる。知識・技術等の資源が得やすい環境とチャレンジの機会を提供する。
 活動成果は、事業成果(output)ではなく、ビジョン達成度(outcome)で評価される。
 組織の目的を、事業成果や利益を上げる事に置かない。
 全員が共有するビジョンを掲げ、ビジョン達成に、工夫と弛まない努力を惜しまない。
 責任と分担の組織で、縦組織・命令の組織ではない。
 チームマネジャーにより経営ケイエイされる。
● 個人コジン
  利他リタ優先ユウセンオオヤケ貢献コウケンする。(「世のため。人のため。國のため。道のため」緒方洪庵)
  モットウトしとなす。  (アラソうのでなく、いをつける。)
  道徳ドウトクジンレイ尊重ソンチョウする。(コマっているヒトたら、タスける。)
  先人の考え方を知る。  (温故知新オンコチシン
● 社会シャカイ
  貢献コウケンする組織ソシキ存続ソンゾクユルす。
  ヒトとしての尊厳ソンゲンアタえる。
  活動カツドウ成果セイカ評価ヒョウカし、資源シゲン供給キョウキュウされ支援シエンされる。(社会的シャカイテキ評価ヒョウカシステム)
マネジメントが最大限サイダイゲン機能キノウする組織ソシキ環境カンキョウ
1.マネジメント・サイクルの基本キホン原則ゲンソクが、スベての関係者カンケイシャれられ共有キョウユウされている。
2.組織ソシキ内部ナイブ環境カンキョウ相互ソウゴタス互助ゴジョ風土フウド文化ブンカがある。
3.組織ソシキは、積極的セッキョクテキ地域チイキコミュニティを構築コウチクし、情報ジョウホウネットワークをもつ。
4.地域チイキコミュニティに相互ソウゴ支援シエン互助ゴジョ文化ブンカ構築コウチクされていて、機能キノウしている。
5.上記ジョウキ実現ジツゲンさせる具体的グタイテキ仕組シクみがある。
 個人コジンのレベルであっても、組織ソシキでも社会シャカイであっても、オナじマネジメント・サイクルの基本キホン原則ゲンソクがなければ、矛盾ムジュンこし整合性セイゴウセイウシナいます。本音ホンネマエがあるというコトではありません。
 「ヒトのためオオヤケのため」という語句ゴクに、違和感イワカンカンじますか? それはなぜですか? 
 元々モトモト特定トクテイ非営利ヒエイリ活動カツドウ法人ホウジンカカげるビジョンは、純粋ジュンスイで、ヒトのためみんなのため(オオヤケ)にシアワせを実現ジツゲンさせる明確で戦略的かつ具体的な社会の将来像です。「人のため公のため」という言葉コトバとは、ナン齟齬ソゴ矛盾ムジュンもありません。
 ただ、ビジョンを規定キテイしただけで、カエリみることもなく再度サイド確認カクニンすることもないと、自然シゼン陳腐チンプし、法人ホウジン利益リエキ事業ジギョウ拡大カクダイトウ目的モクテキになってしまい、当初トウショオモいとは、コトなってしまいます。すべてのものは、サイ認識ニンシキサイ構築コウチクするヒト努力ドリョクである行動コウドウがなければ陳腐チンプします。
 棚田タナタウツクしいのは、先祖センゾ代々ダイダイからのヒト努力ドリョク自然シゼン共存キョウゾンしているから、ウツクしいのであって、ヒト努力ドリョクしめば、クサえ、荒野コウヤへとモドります。法人ホウジン目的モクテキもまたオナじで、日々ヒビ努力ドリョクなくて、成果セイカげることはできません。
 マネジメント・サイクルが最大限サイダイゲン機能キノウするには、その基本キホン原則ゲンソクたされている環境カンキョウがなければならない。
 マネジメントの基本キホン原則ゲンソク共有キョウユウし、活動カツドウしやすい環境カンキョウ整備セイビすることが第一ダイイチであり、最初サイショまなければならない重要事項であるが、これに取り組む組織は、少ない。 事業は、法人が掲げるビジョン達成への手段であり、目的ではないのだが、いきなり事業成果をあげる事を考え、法人ホウジン目的モクテキ(ビジョン)達成タッセイへの考察コウサツマッタ欠落ケツラクしてしまう。
 マネジメントは、すすむ方向を指し示す羅針盤であり、ポラリス(北極星)である。
 マネジメントは、法人を支えるバックボーン(背骨・精神的支柱)である。  
 非営利活動法人で、明確なバックボーンをもち説明ができる法人は少ない。  
 組織ソシキ風土フウド文化ブンカは、法人ホウジン意志イシ決定ケッテイオオきく影響エイキョウする。組織ソシキ不祥事フショウジは、組織ソシキ風土フウド起因キインすることがオオい。日常ニチジョウテキ全体ゼンタイ鳥瞰チョウカンする意識イシキをもって、定期的テイキテキ見直ミナオさなければならない。
 このように、社会及び組織をみても、個においても「マネジメント・サイクルの基本と原則」が受け入れられ、共有され、思考と意思決定の礎となっているのでなければ、マネジメント・サイクルは、機能することはない。共有されている基本と原則があれば、意志決定は早く効率が良く成果に向かっての行動も効率がよくなります。  
 戦略的で効率がよく確実カクジツ成果セイカむ事業計画は、この組織環境から生まれます。
 組織経営において、マネジメントによる組織環境が整備されていることが重要なのです。
さらに、組織風土も組織の意志決定に大きく影響を及ぼす要素である。
日常の習慣となっているものを見直す事や、意見・提言など言いやすい環境であること。
個人への専門知識・技術を提供する研修や人材育成があり、支援される環境があること。
スタッフがハタラきやすい環境カンキョウであることは、ツネ観察カンサツ見直ミナオししなければならない事項ジコウです
マネジメント・サイクルの概要
1 ミッション(使命シメイ)・ビジョン
使命シメイ】使命=与えられた重大な務め。責任をもって果たさなければならない任務。
【ビジョン】法人が目的とし目指す、明確で戦略的かつ具体的な社会シャカイの将来像。
ビジョンは、法人ホウジンが「すること」ではなく、理想リソウとする「社会シャカイ状態ジョウタイ」をいう。
 どのような事業ジギョウであっても、我々ワレワレ使命シメイナニか」規定キテイすることを最も最初のスタートとしなければならない。
 一般イッパンテキには、「我々ワレワレは、これこれの事業ジギョウをもって社会シャカイ貢献コウケンする」としてしまい、
「どのような事業ジギョウをするか」が最初サイショのスタートとなっています。
 法人ホウジン目的モクテキは、価値カチ創造ソウゾウアタラしいライフスタイルを提供テイキョウすることにより、法人ホウジン目指メザすビジョンである持続的ジゾクテキ社会シャカイ実現ジツゲン貢献コウケンすることにある。
注意チュウイしなければならないのは、事業ジギョウ達成タッセイ法人ホウジン目的モクテキとすると、法人ホウジン内部ナイブ事業ジギョウ管理カンリ事業ジギョウ達成タッセイ事業ジギョウ成功セイコウ拡大カクダイシュとなってしまい、法人ホウジン外部ガイブ顧客コキャク支援者シエンシャオヨ法人ホウジン内部ナイブスタッフへの「ヒト」としての配慮ハイリョ(マネジメント)が欠落ケツラクしてしまいます。
 ここにスタートの間違えがあるのです。
 組織ソシキ活動カツドウにおいて、評価ヒョウカすべきは、どのように組織ソシキ事業ジギョウて、社会シャカイ価値カチとよりいライフスタイルを提供テイキョウでき社会シャカイ変化ヘンカしたかと、相互ソウゴ扶助フジョ地域チイキコミュニティを構築コウチクできたか、組織ソシキ透明性トウメイセイタカいかであり、事業ジギョウそのものの開催カイサイスウ規模キボ拡大カクダイ事業ジギョウ成功セイコウではありません。
特定トクテイ非営利ヒエイリ活動カツドウ法人ホウジン共通キョウツウ使命シメイ
  1.身近ミジカ問題モンダイを解決する為に、ミズカ参加サンカ設立セツリツされた法人ホウジン
  2.地域チイキ役割ヤクワリをもち、相互ソウゴ扶助フジョ地域チイキコミュニティを構築コウチクする
 
3.組織ソシキ透明性トウメイセイハカコト説明セツメイ責任セキニン
  4.社会シャカイ価値カチ創造ソウゾウし、よりライフスタイルを提供テイキョウし、社会シャカイ貢献コウケンする。
非営利ヒエイリ公益コウエキセイ
 法人の構成員に対する経済的な利益の追求を行わず、形式的・実質的にも利益の配分や財産の還元をしない。シュたる目的モクテキがNPOホウベツヒョウカカげる20分野ブンヤのいずれかに該当ガイトウする活動カツドウであって、不特定フトクテイ多数タスウのものの利益リエキ増進ゾウシン寄与キヨすることを目的モクテキとする活動カツドウである。
●「我々ワレワレは、これこれの事業ジギョウをもって社会シャカイ貢献コウケンする」をスタートとした場合バアイ
 組織ソシキがもつ知識チシキ技術ギジュツ可能カノウ事業ジギョウや、よそでは出来ない事業で注目される事業を実施ジッシし、事業ジギョウ成果セイカ社会シャカイ貢献コウケンする。
自主事業ジシュジギョウとして生産セイサンする製品セイヒンシツ性能セイノウトウのアピール。
数値での達成目標やノルマが課せられ、製品セイヒン説明セツメイ普及フキュウ拡大カクダイ目的モクテキとなる。
開催カイサイ回数カイスウ集客シュウキャクスウ開催カイサイ場所バショ拡大カクダイナド数値スウチ目標モクヒョウてられる。
コスト削減サクゲン普及フキュウ拡大カクダイトウのノルマ達成タッセイ目的モクテキとなる。
無償ムショウのボランティアを多用タヨウする。最低賃金サイテイチンギンでの雇用コヨウとなる。
 法人活動の目的が上記の項目にあると、これらが法人ホウジン内部ナイブ活動カツドウ成果セイカ目標モクヒョウになり、外部ガイブへの説明セツメイ矛盾ムジュン説明セツメイキュウすることになりやすい。
「我々の使命は何か」をスタートとした場合バアイ
   地域チイキにおいての、法人ホウジン使命シメイカンガえることで、地域チイキ社会シャカイでの役割ヤクワリ責任セキニン明確メイカクになる。
 使命シメイたすことで実現ジツゲンするビジョン(社会シャカイ変化ヘンカ価値カチやライフスタイルの変化ヘンカ)を明確メイカク目的モクテキとして規定キテイすることができる。
 法人ホウジン目的モクテキ(定款テイカン規定キテイされている目的モクテキ)は、法人ホウジンカカげるビジョンである。
   法人ホウジンのビジョンが明確メイカクになれば、それを実現ジツゲンさせるのに必須ヒッス事業ジギョウはなんであるかが明確メイカクになる。
 目的モクテキ明確メイカクになり「マネジメント(組織ソシキ経営ケイエイ)の基本キホン原則ゲンソク」が共有キョウユウされオモんじられることにより、自然シゼン目的モクテキ達成タッセイへの議論ギロンとなり、派閥ハバツ個人コジン利益リエキハカ討論トウロンがなくなる。目的モクテキ社会シャカイ貢献コウケンであるビジョン達成タッセイであるから、その議論ギロン結果ケッカは、方向ホウコウにしかならない。
 「最初サイショ事業ジギョウり」ではない。事業ジギョウは、ビジョン達成タッセイタメ手段シュダン
定款テイカン
 特定非営利活動促進法において、定款は自由度が高く、細かいところまで、自分たちの考えを反映させることができます。
 定款テイカンは、組織ソシキとしての基本的キホンテキ枠組ワクグみをサダめた文章ブンショウであり、法的ホウテキ効力コウリョク組織ソシキ意思イシ決定ケッテイ機関キカンナド組立クミタテ設計セッケイです。
 内部ナイブ環境カンキョウ外部ガイブ環境カンキョウは、いつまでも変化ヘンカしないということではなく、確実カクジツ変化ヘンカして陳腐チンプしていきます。組織ソシキカタ法人ホウジン実態ジッタイ一致イッチしているかをカエ点検テンケンし、リフレッシュしていく必要ヒツヨウがあります。また、その努力ドリョクしんではなりません。
 法人ホウジン設立後には、現在の活動内容と整合しているか定款の定期的な点検も重要です。特にNPO法改正カイセイがあれば、確実に全てのNPO法人が定款の見直しえが必要になります。
定款テイカン記載キサイ 目的モクテキ
  この法人ホウジンは、【@】にタイして、【A】にカンする事業ジギョウオコナい、【B】に寄与キヨすることを目的モクテキとする。
  @ 受益対象者の範囲 「ナンタメに、誰のために」
  A  主要な事業 特定非営利活動促進法別表に掲げる活動の種類で、法人の目的に適合する活動を選択した、法人目的(法人が掲げるビジョン)を達成させるに必要な事業。
  B 法人ホウジン事業ジギョウ活動カツドウ社会シャカイにもたらす効果コウカ 法人ホウジンカカげるビジョンである法人ホウジン最終サイシュウ目標モクヒョウ
 定款テイカン目的モクテキは、法人ホウジン目指メザすビジョンであり、スベての関係者カンケイシャ目指メザ方向性ホウコウセイ、ポラリス(北極星ホッキョクセイ)である。社会シャカイ貢献コウケンへの法人ホウジン宣言センゲンであり、責任セキニンです。
2 事業組立・組織組立
定款テイカン記載キサイ事項ジコウ (定款テイカン法人ホウジン根本コンポン規則キソクサダめたものであり重要ジュウヨウ文章ブンショウ。)
事業ジギョウ組立クミタテ
特定トクテイ非営利ヒエイリ活動カツドウ促進ソクシンベツヒョウにある活動カツドウ種類シュルイから、法人ホウジン活動カツドウ活動カツドウ種類シュルイ選択センタクする。
法人ホウジン活動カツドウ目的モクテキであるビジョン達成タッセイ必要ヒツヨウとする事業ジギョウ設定セッテイする。
法人ホウジンのビジョン達成タッセイ寄与キヨしない事業ジギョウは、廃棄ハイキする。
現在の活動と整合性をチェックする。すでに活動していない事業は、廃棄する。
定款に特定非営利活動に係る事業として記載する。変更ヘンコウがあれば、必要ヒツヨウ手続テツヅきをする。
組織ソシキ組立クミタテ
総会ソウカイ理事会リジカイ権能ケンノウ規定キテイする。総会ソウカイは、最高サイコウ意思イシ決定ケッテイ機関キカン
総会ソウカイオヨ理事会リジカイ開催カイサイ手続テツヅ方法ホウホウ規定キテイする。手続テツヅきが適切テキセツであるかチェックする。
役員ヤクイン任期ニンキ選任センニン解任カイニン報酬ホウシュウについて定款テイカン規定キテイする。
役員ヤクイン選任センニン解任カイニン重任ジュウニンオヨ代表ダイヒョウケンユウする理事リジ(理事長リジチョウ)の任期ニンキ重任ジュウニン選任センニン方法ホウホウ規定キテイする。(細則や運用規定等を定める。) 一般イッパンテキ定款テイカンには、記載キサイされていない。「理事リジオヨ監事カンジ総会ソウカイにおいて選任センニンする。理事長リジチョウオヨ副理事長フクリジチョウは、理事リジ互選ゴセンとする。」と定款テイカンにあるのみ。
総会ソウカイオヨ理事会リジカイ議事録ギジロク整備セイビ 議事録ギジロクがなければ、総会ソウカイ理事会リジカイ開催カイサイされなかったコトオナじ。議事録ギジロク記載キサイ方法ホウホウ−議事録の流れに従って書く。反対ハンタイ意見イケン議事ギジ経緯ケイイ簡潔カンケツ記載キサイする。
意志イシ決定ケッテイ手続テツヅきの方法ホウホウ役員ヤクイン選任センニン重任ジュウニン解任カイニン手続テツヅきが明確メイカクで、外部ガイブからても透明性トウメイセイがあるコト大事ダイジである。
下部カブ組織ソシキ委員会イインカイアルイ部会ブカイがある場合バアイは、その運営ウンエイ方法ホウホウ定款テイカンとはベツ細則サイソク運営ウンエイ規定キテイトウサダめる。
オオくの場合バアイ組織ソシキ不祥事フショウジは、その組織ソシキ風土フウドオオきな要因ヨウインとなっているコトオオい。  暗黙アンモク了解リョウカイ日常ニチジョウ作業サギョウなど、鳥瞰チョウカンテキ観察カンサツ改善カイゼン改革カイカク必要ヒツヨウ
責任セキニン分担ブンタン組織ソシキ マネージャーは、成果セイカ責任セキニンモノであり指揮者シキシャ
 特定トクテイ非営利ヒエイリ活動カツドウ促進法ソクシンホウには、理事会リジカイについての規定キテイ一文イチブンもない。極端キョクタンには、理事会リジカイでなくても理事リジによる委員会イインカイなどでもよい。自由度ジユウドタカ活動カツドウ沿った組織ソシキてができる。したがって、「ミズカらがどのような組織ソシキとしたいか」が重要ジュウヨウになり、それが定款テイカン反映ハンエイしていなければならない。
 会員カイインからの人材ジンザイ登用トウヨウ育成イクセイ仕組シクみがあり、法人ホウジン役員ヤクインへの参加サンカができるヒラかれた法人ホウジンであることがノゾましい。
 専門センモン知識チシキなくて、事業ジギョウはできないし、組織ソシキ経営ケイエイもできない。専門家センモンカ育成イクセイ専門家センモンカネットワークを構築コウチクし、専門センモン支援シエン仕組シクみが必要ヒツヨウ
3 マネジメント・意志イシ決定ケッテイ
 マネジメントは、組織ソシキ経営ケイエイについての「カンガカタ」であり「基本キホン原則ゲンソク」がある。
 マネジメントには、基本キホン原則ゲンソクがあるが、これがれられ共有キョウユウする環境カンキョウ構築コウチク大切タイセツである。すべてのヒト共有キョウユウされていなければ、機能キノウすることがなく、ただの妄想モウソウにすぎない。
 更に、だだ共有しているというだけでなく、それに基づいた仕組みが機能していて、活動がサポートされ行動へと結びつかなければ、法人が目的とする成果にはなりにくい。
 仕組シクみと環境カンキョウがあれば、どの部門ブモンにおいても、担当タントウ責任者セキニンシャであるマネージャーは、共有キョウユウするマネジメントにモトづいて、問題モンダイへの即断ソクダンソク対応タイオウ可能カノウとなる。
 トップマネージャーは、理事長リジチョウ一人ヒトリということでなく、複数フクスウの(2〜3ニンの)役割ヤクワリをもったマネージャーから構成コウセイされるのがよい。
個人コジンツヨみをかす専門家センモンカによる知識チシキ技術ギジュツのサポート体制タイセイができている。
人材ジンザイ発掘ハックツ育成イクセイ人材ジンザイ登用トウヨウ仕組シクみがある。
組織ソシキ全体ゼンタイカタ組織ソシキ風土フウド立体的リッタイテキ見通ミトオタカのマネジメント。
どの部門ブモンにおいても、担当者タントウシャ責任セキニン即断ソクダンに、決定ケッテイできるマネジャーがコト
意思イシ決定ケッテイ手続テツヅきが明確メイカクであること。
ダレでもが意見イケン提言テイゲンえる仕組シクみがあること。
マネジメントに基づく行動コウドウ意思イシ決定ケッテイが、すべてのヒト行動コウドウ規範キハンとなり、ソク行動コウドウができる。
こういった環境が整っていて、マネジメントは機能する。
組織ソシキ社会シャカイ
ネクスト・ソサエティ 
4 ロジックモデル ビジネスモデル
4-1【ロジックモデル】
事業ジギョウ事業ジギョウとを関連カンレンけてビジョンを達成タッセイする論理的ロンリテキ構造コウゾウ組立クミタテることができ、施策の概念化や設計上の欠陥や問題点を発見することができる。
法人ホウジン活動カツドウのビジョン(目的)達成を論理的ロンリテキ説得力セットクリョクがある説明セツメイでプレゼンができる。
事業と事業に関連性があり、法人目的を達成させるプロセスが明快になる。
事業ジギョウ目的モクテキであるビジョン達成タッセイ論理的ロンリテキ説明セツメイし、その実現ジツゲン支援者シエンシャオヨ受益者ジュエキシャ確約カクヤクすることで、法人ホウジン責任セキニン社会的シャカイテキ役割ヤクワリ明確メイカクにする。
短期タンキ中期チュウキ長期チョウキ指標から成果セイカ達成タッセイ(アウトカム)の状態ジョウタイ管理カンリできる。
アウトプット(事業ジギョウ)を評価ヒョウカするだけでなく、活動カツドウにより提供テイキョウした価値カチやライフスタイルナドのアウトカムを評価ヒョウカできる。
論理的ロンリテキ事業ジギョウ組立クミタてから、活動カツドウ指標シヒョウをたて活動カツドウ位置イチづけやねらいをスベてのステークホルダーと共有キョウユウすることができる。
定款テイカン整合性セイゴウセイがあり、適切テキセツ資源シゲン投入トウニュウ無駄ムダがなく戦略的センリャクテキ事業ジギョウ計画ケイカクができる。
法人ホウジンシメすビジョンへの明確メイカク方向性ホウコウセイ決意ケツイ表明ヒョウメイできる。
インプットオヨびアウトプットの数値スウチ指標シヒョウをつかって、PDCAサイクルを活用カツヨウする。
アウトカムおよびインパクトは、事業ジギョウ実施ジッシ結果ケッカ状態ジョウタイアラワ評価ヒョウカ指標シヒョウなので、数値スウチにはしがたい。ロジックモデルによりアウトカムである成果セイカ目標モクヒョウ達成タッセイさせるためのプロセスから長期チョウキ成果セイカ中期チュウキ成果セイカ短期タンキ成果セイカ成果セイカ指標シヒョウ作成サクセイする。論理的ロンリテキにアウトプットからカク成果セイカ目標モクヒョウ関連カンレンづける説明セツメイができ説得力セットクリョクがある事業ジギョウ説明セツメイができる。
ロジックモデルによる成果目標指標
ロジックモデル
ビジネスモデル
事業をタスク(プロジェクト)に分解する。
事業ジギョウメイ
プロジェクトメイ
科目カモク 内容ナイヨウ 回数カイスウ 単価タンカ 収益シュウエキ
科目カモク 内容ナイヨウ 回数カイスウ 単価タンカ 収益シュウエキ
科目カモク 内容ナイヨウ 回数カイスウ 単価タンカ 収益シュウエキ
科目カモク 内容ナイヨウ 回数カイスウ 単価タンカ 収益シュウエキ
収益シュウエキ 合計ゴウケイ
   
回数カイスウ合計ゴウケイは、事業ジギョウ達成タッセイ管理カンリ指標シヒョウとなります。
   
科目カモク 内容ナイヨウ 回数カイスウ 単価タンカ 費用ヒヨウ
科目カモク 内容ナイヨウ 回数カイスウ 単価タンカ 費用ヒヨウ
科目カモク 内容ナイヨウ 回数カイスウ 単価タンカ 費用ヒヨウ
科目カモク 内容ナイヨウ 回数カイスウ 単価タンカ 費用ヒヨウ
費用ヒヨウ 合計ゴウケイ
   
ロジックモデルでげたスベてのタスク(プロジェクト)を掲載ケイサイする。
1 すべてのタスクについて、収益・費用を計算する。
2 事業ごとに収益及び費用の合計を計算して「事業別損益の状況」の表を作成する。
3 予算書を作成サクセイして、事業別損益の状況をチェックする。
財務諸表の注記.png
NPO法人会計基準ホウジンカイケイキジュンハンドブック P39 参照サンショウ
事業ジギョウベツ損益ソンエキ状況ジョウキョウ ヒョウ
ビジネスモデルで計算ケイサンした収益シュウエキ費用ヒヨウ整理セイリして事業ジギョウベツ記載キサイする「事業ジギョウベツ損益ソンエキ状況ジョウキョウヒョウ作成サクセイする。
 事業計画の段階で「事業別損益の状況表」を作成することで、法人全体の収益・費用の概要を把握できる。どの事業での収益事業が重要であるかが分かる。
 事業収益や補助金、助成金、使途が特定された寄付金などは、それぞれの事業収益として記載する。会費、使途不特定の寄付金は管理部門の収益とする。
4-2【ビジネスモデル】
事業ジギョウ必要ヒツヨウ資源シゲン獲得カクトク工夫クフウをすることにより、受益者ジュエキシャ負担フタンがない事業ジギョウ活動カツドウ実施ジッシできる。
資源シゲン提供者テイキョウシャとNPO法人ホウジンオヨ受益者ジュエキシャとNPO法人ホウジン相互ソウゴ交換コウカンするおカネだけでない資源シゲン流通リュウツウより、価値カチ創造ソウゾウする。
それぞれのタスク(プロジェクト)について、収益シュウエキ費用ヒヨウ実施ジッシ回数カイスウ記載キサイし、管理部門カンリブモンフク各事業カクジギョウ事業ジギョウベツ損益ソンエキヒョウ作成サクセイすることで、収益シュウエキ費用ヒヨウ状態ジョウタイかる。
事業収益・費用を積み上げ積算による正確な計算により、概算でない原価積算ができる。
【法人ビジネスモデルの型】
顧客コキャクダレか?
第一ダイイチ顧客コキャク − 事業活動の直接の受益者
●第二の顧客 − 支援者・寄付者・企業
●第三の顧客 − 事業ジギョウシャであるNPO法人ホウジンのスタッフや関係者カンケイシャ
顧客コキャクは、直接チョクセツテキ受益者ジュエキシャだけではない。
企業キギョウCSRは、環境カンキョウ問題モンダイ消費者ショウヒシャへの配慮ハイリョのみでなく、社員シャイン雇用コヨウ労働ロウドウ条件ジョウケンへの適切テキセツ対応タイオウモトめられる。
非営利ヒエイリ活動カツドウだからとってスタッフを犠牲ギセイにしての社会シャカイ貢献コウケンは、貢献コウケンとはえない。
非営利ヒエイリ活動カツドウにおいて、モット困難コンナンなのは、受益者ジュエキシャ負担フタンをかけないとする経営ケイエイ
収益シュウエキ>(費用ヒヨウ法人ホウジン管理費カンリヒ)でなければ、継続的ケイゾクテキ運営ウンエイはできない。
費用ヒヨウ受益者ジュエキシャ負担フタンするのではなく、協同キョウドウする企業キギョウ支援者シエンシャ寄付キフシャからの寄付キフから捻出ネンシュツする。
この場合バアイ一方通行イッポウツウコウではなく、カナラ双方向ソウホウコウ流通リュウツウがあり、コミュニケーションがなければならない。双方向ソウホウコウ流通リュウツウ仕組シクみを工夫クフウすることが重要ジュウヨウになる。
法人ホウジン独自ドクジ収益シュウエキ事業ジギョウで、収益シュウエキをあげる。
委託イタク事業ジギョウ事業ジギョウ委託イタク契約ケイヤク内容ナイヨウとなる。事業費ジギョウヒは、法人ホウジン管理費カンリヒフクんでいない。結局ケッキョク委託イタク事業ジギョウのみでなく、法人ホウジン収益シュウエキ事業ジギョウアルイは、寄付キフ会費カイヒで、補充ホジュウしなければ運営ウンエイできない。
☆ビジネスモデルのカタ
寄付キフ会費カイヒ・ボランティアカタ
小規模ショウキボ持続的ジゾクテキける仕組シクみが必要ヒツヨウ
収益シュウエキ事業ジギョウカタ
独自ドクジ価値カチ提供テイキョウ
委託イタク事業ジギョウ補助金ホジョキンカタ
事業ジギョウ規模キボイチ千万センマン法人ホウジンもある。 契約ケイヤクにより事業ジギョウ制限セイゲンされる。
委託イタク事業ジギョウ法人ホウジン事業ジギョウカタ
法人ホウジン事業ジギョウとのマッチング
ホカ団体ダンタイ企業キギョウとの役割ヤクワリ連携レンケイカタ
ビジョン達成タッセイへの役割ヤクワリをもつ複数フクスウ団体ダンタイとの連携レンケイ事業ジギョウ
スタッフも顧客コキャク
収益シュウエキ費用ヒヨウ
事業ジギョウベツ損益ソンエキヒョウ
収益シュウエキ>(事業ジギョウ費用ヒヨウ管理カンリ費用ヒヨウ)でなければ継続ケイゾクした経営ケイエイ困難コンナン
収益シュウエキ−(事業ジギョウ費用ヒヨウ管理カンリ費用ヒヨウ)>借入カリイレ返済ヘンサイキンでなければ、借入カリイレはできない。
収益シュウエキ不振フシンであれば、法人ホウジン存続ソンゾクのリスクがタカい。
収益シュウエキ事業ジギョウ法人ホウジン目的モクテキわない事業ジギョウである場合バアイは、「そのほかの事業ジギョウ」となってしまい非営利ヒエイリ活動カツドウ法人ホウジンでなくなる。
(管理カンリ費用ヒヨウ人件費ジンケンヒ)>(事業ジギョウ人件費ジンケンヒ合計ゴウケイ)である場合バアイ法人ホウジン経営ケイエイ見直ミナオしが必要ヒツヨウ
収益シュウエキ=(事業ジギョウ費用ヒヨウ管理カンリ費用ヒヨウ) 小規模ショウキボ法人ホウジンであれば、ありるかもれないが健全ケンゼンとはえない。
内部ナイブ環境カンキョウ外部ガイブ環境カンキョウ
内部ナイブ環境カンキョウ
役員ヤクイン交代コウタイ会員カイインスウ増減ゾウゲン事業ジギョウ廃止ハイシなど、いつまでも組織ソシキ変化ヘンカしないということはありません。
変化ヘンカ対応タイオウできる鳥瞰的チョウカンテキ観察カンサツ対応タイオウをしなければ、組織ソシキは、確実カクジツ陳腐チンプします。
組織ソシキ風土フウド専門センモン知識チシキ第三顧客ダイサンコキャク(スタッフ)のニーズ、ミッション・ビジョンの見直ミナオしなどをツネ観察カンサツし、見直ミナオし・改善カイゼン努力ドリョクをしなければなりません。
ヒトテキ資源シゲン財産ザイサンテキ資源シゲンモノテキ資源シゲン情報ジョウホウ資源シゲンについて、強味ツヨミヨワみを分析ブンセキし、強味ツヨミかす工夫クフウ仕組シクみを考案コウアンする。
専門家センモンカ育成イクセイ(専門センモン知識チシキ技術ギジュツ獲得カクトク)専門センモン知識チシキは、ツネマナ環境カンキョウがなければ、時代ジダイオクれになる。
外部ガイブ環境カンキョウ
政府セイフ行政ギョウセイ(制度セイド改正カイセイ政治セイジ動向ドウコウ) NPOホウ改正カイセイされれば、ソク影響エイキョウがある。
経済ケイザイ影響エイキョウ 景気ケイキ不景気フケイキ雇用コヨウ状態ジョウタイなど
社会シャカイ動向ドウコウ 人口ジンコウ変化ヘンカ少子高齢ショウシコウレイ就労シュウロウ形態ケイタイ変化ヘンカ
技術ギジュツ革新カクシン  情報ジョウホウ伝達デンタツ手段シュダン変化ヘンカ、 人工知能ジンコウチノウ
ホカ組織ソシキ動向ドウコウ
第一ダイイチ顧客コキャク(受益者ジュエキシャ)、第二ダイニ顧客コキャク(支援者シエンシャ寄付キフシャ)の動向ドウコウ
外部ガイブからの情報ジョウホウは、積極セッキョクテキ情報ジョウホウ獲得カクトク仕組シクみがなければ、ることはムズカしい。
顧客コキャク支援者シエンシャからのフィードバックや苦情クジョウさらに観察カンサツされる状態ジョウタイが、問題モンダイ解決カイケツ改善カイゼン改革カイカクけとなることがある。
外部ガイブ情報ジョウホウ積極的セッキョクテキ収集シュウシュウ編集ヘンシュウする仕組シクみが必要ヒツヨウ仕組シクみがないと行動コウドウムスびつかない。
法人ホウジンは、いかに社会シャカイ貢献コウケンしたかのアウトカムが評価ヒョウカされる。            さらに、どのような持続的ジゾクテキ社会シャカイへのインパクトがあるかが評価ヒョウカされる。
これらは、外部ガイブ情報ジョウホウ収集シュウシュウすることで確認カクニンできる。
事業ジギョウ実施ジッシ管理カンリ指標シヒョウ
☆ロジックモデル
アウトプットによる事業ジギョウ評価ヒョウカ
ロジックモデルでの事業ジギョウ回数カイスウオヨ集客数シュウキャクスウなどの数値スウチ目標モクヒョウにより、事業ジギョウ達成タッセイ評価ヒョウカができる。
アウトカムによる短期タンキ中期チュウキ長期チョウキ事業ジギョウ成果セイカ目標モクヒョウ評価ヒョウカができる。
ロジックモデルでの短期タンキ中期チュウキ長期チョウキのアウトカム指標シヒョウにより、それぞれでの成果セイカ目標モクヒョウ(事業ジギョウ実施ジッシしたことで、アラワれた効果コウカ変化ヘンカ)が管理カンリできる。
☆ビジネスモデル
資源シゲン流通リュウツウカンガえたビジネスモデルを具体的グタイテキなシステムとして構築コウチクし、定期的テイキテキ実施ジッシ状況ジョウキョウ点検テンケンサイ構築コウチク改善カイゼンをする。
顧客コキャクのニーズの変化ヘンカ潜在的センザイテキなニーズをこし、ビジネスモデルを更新コウシンする。
構築コウチクした仕組シクみが不変フヘンであるということはなく、ツネ内部ナイブ外部ガイブ環境カンキョウ観察カンサツ顧客コキャクニーズにわせた更新コウシン必要ヒツヨウである。
会計カイケイ
1 経常ケイジョウ費用ヒヨウ管理費カンリヒ(人件費ジンケンヒ・そのホカ経費ケイヒ)+事業費ジギョウヒ(人件費ジンケンヒ・そのホカ経費ケイヒ)
2 管理費カンリヒ法人ホウジン維持イジ管理費カンリヒ(会報カイホウ発行ハッコウ・HP運営ウンエイ総会ソウカイ理事会リジカイ開催カイサイ運営ウンエイ経理ケイリ労務ロウムカカ費用ヒヨウ)
3 純利益ジュンリエキ=[{(収益シュウエキ - 費用ヒヨウ) - 一般イッパン管理費カンリヒ} + そのホカ事業ジギョウ収益シュウエキ - そのホカ事業ジギョウ費用ヒヨウ] + 特別トクベツ利益リエキ - 特別トクベツ損失ソンシツ                          
(特別損失=企業の経常的な経営活動とは直接関わりのない、特別な要因で発生した臨時的な損失のこと)
4 税引前当期純利益=経常利益(損失)+特別利益−特別損失
活動カツドウ計算書ケイサンショ貸借タイシャク対照表タイショウヒョウのチェック (NPO法人ホウジン会計カイケイ基準キジュンハンドブック 引用インヨウ)
1 活動計算書の「前期繰越正味財産額」と貸借対照表の前期末の「正味財産の部」の合計が一致していること。
2 貸借対照表の「正味財産の部」の合計額と活動計算書の末尾(次期繰越正味財産額)が一致していること。
3 貸借対照表の「資産合計」と「負債及び正味財産合計」が一致していること。
5. 評価・監査・改善・改革
評価ヒョウカ
評価項目.jpg
事業ジギョウ活動カツドウのアウトカムを評価ヒョウカするだけでなく、組織ソシキ組立クミタテ意思イシ決定ケッテイ方法ホウホウ事業ジギョウ実施ジッシのプロセス、会計カイケイオヨ事業ジギョウ監査カンサなど評価ヒョウカしなければ、組織ソシキ理解リカイできない。評価ヒョウカ項目コウモクは、オオい。
組織ソシキ安定的アンテイテキ継続ケイゾクして運営ウンエイできるかや、投資トウシ対象タイショウとなりうるかの評価ヒョウカは、アウトカムや会計カイケイ財務ザイム諸表ショヒョウだけでは評価ヒョウカできない。
ナニ評価ヒョウカするのか?
1 インプットの評価ヒョウカ
資源獲得の工夫や仕組みがあり、専門家の支援がされていて、組織ソシキ実施ジッシするそれぞれの事業ジギョウ適切テキセツ無駄ムダがなく資源シゲン投入トウニュウされているかを評価ヒョウカする。   
2.アウトプットの評価ヒョウカ
事業の開催数・集客数(アウトプット)は、数値として表現できる指標で分かりやすい。委託イタク事業ジギョウ契約ケイヤクは、アウトプットの実施ジッシ内容ナイヨウであることがオオい。
3 アウトカムの評価ヒョウカ
アウトカムは、事業ジギョウ実施ジッシしたことで、受益者ジュエキシャ支援者シエンシャ寄付キフシャサラにスタッフをもフクめどのような行動コウドウ状態ジョウタイ変化ヘンカ利益リエキがあったかを評価ヒョウカする。
4 インパクトの評価ヒョウカ
組織ソシキが、事業ジギョウ計画ケイカクし価値や利益を提供テイキョウした結果ケッカ受益者ジュエキシャ支援者シエンシャ寄付キフシャなどの行動コウドウ状態ジョウタイ変化ヘンカ評価ヒョウカと、意図イトしなかった社会シャカイ変化ヘンカフクめた社会シャカイへの影響エイキョウ環境カンキョウ変化ヘンカがより持続的ジゾクテキ社会シャカイへと貢献コウケンしたかを評価ヒョウカする。
5 組織ソシキ組立クミタテ組織ソシキ経営ケイエイ
明確メイカクなミッション(使命シメイ)オヨびビジョン(成果セイカ目的モクテキ)をっていて、ステークホルダーと共有キョウユウしているか、組織ソシキ透明性トウメイセイタカく、意思イシ決定ケッテイ方法ホウホウ役員ヤクイン選任センニン方法ホウホウ適切テキセツであるかを評価ヒョウカする。
6 事業ジギョウ計画ケイカクのプロセス(ロジックモデルとビジネスモデル)
ロジックモデルで、事業ジギョウ実施ジッシ事業ジギョウ目標モクヒョウ成果セイカ目標モクヒョウ設定セッテイし、管理カンリすることができる。論理的ロンリテキ説明セツメイでき説得力セットクリョクあるプレゼンができる。
ビジネスモデルで、資源シゲン獲得カクトク工夫クフウとの連携レンケイカンガ資源シゲン流通リュウツウ仕組シクみをてることは、重要ジュウヨウである。
マネジメント・サイクルで、繰り返し点検改良をすることにより、潜在的センザイテキ顧客コキャクのニーズを発見ハッケンしたり改革カイカクけとなる。
論理的ロンリテキ説得力セットクリョクをもって事業ジギョウ説明セツメイ説明セツメイ責任セキニンたすことができる。      明確メイカク事業ジギョウのアウトカムを確約カクヤクできる。
アウトプット・アウトカムである出力シュツリョクがよければ、スベいということではなく、事業ジギョウ実施ジッシ過程カテイ組織ソシキ透明性トウメイセイ評価ヒョウカしなければ、その組織ソシキスベてを評価ヒョウカしたことにはならない。
トクスベての特定非営利活動法人トクテイヒエイリカツドウホウジンが、最終的サイシュウテキ目指メザ目的モクテキ自由ジユウ共助社会キョウジョシャカイである市民シミンセクター構築コウチクであるならば、組織ソシキ透明性トウメイセイ意思イシ決定ケッテイ過程カテイは、評価ヒョウカしなければならない必須ヒッス項目コウモクとなる。
監査カンサ改善カイゼン改革カイカク
会計を監査するだけが監査ではない。組織の運営方法などが定款と整合性があるか組織経営についても監査しなければならない。監査チェックリストを作成しておく必要がある。
すべてが時間ジカン経過ケイカとともに、内部ナイブ外部ガイブ環境カンキョウ変化ヘンカわなくなり陳腐チンプする。  
内部ナイブ環境カンキョウ
組織ソシキツヨみとする事柄コトガラ専門家センモンカ有無ウム会員カイイン役員ヤクイン参加サンカできる仕組シクみ・への知識チシキ技術ギジュツ支援シエン育成イクセイ環境カンキョウ会員カイイン管理カンリ外部ガイブへのネットワーク・広報コウホウ情報ジョウホウ収集シュウシュウ担当タントウ有無ウム組織ソシキ風土フウド慣習カンシュウ改善カイゼン役員ヤクイン選任センニン解任カイニン重任ジュウニンについて明確メイカク仕組シクみ・事務局ジムキョク事務ジム処理ショリ体制タイセイカク部門ブモンでの意志イシ決定ケッテイマネジメント・トップマネージャーの構成コウセイ外部ガイブ情報ジョウホウ収集シュウシュウ対応タイオウ仕組シクみ(フィードバック、苦情クジョウ評価ヒョウカ情報ジョウホウ要求ヨウキュウ要望ヨウボウなど)
定期的テイキテキ見直ミナオ改善カイゼンしなければならない事項ジコウは、かなりオオい。
外部ガイブ環境カンキョウ
行政ギョウセイ制度セイド改正カイセイ(NPOホウ改正カイセイ)・経済ケイザイ動向ドウコウ社会シャカイ就労シュウロウ形態ケイタイ変化ヘンカ人口ジンコウゲン高齢コウレイ少子化ショウシカ技術ギジュツ革新カクシン情報ジョウホウ支援者シエンシャ寄付キフシャ(ニーズ、期待キタイ)の変化ヘンカホカ組織ソシキ動向ドウコウ企業キギョウCSRの動向ドウコウ
受益者ジュエキシャ支援者シエンシャ寄付キフシャからの評価ヒョウカ評判ヒョウバン顧客コキャクニーズの変化ヘンカ潜在的センザイテキでまだアラワれていない顧客コキャクニーズ・社会的シャカイテキ組織ソシキ役割ヤクワリとネットワーク環境カンキョウ変化ヘンカ
組織ソシキ支援シエンする支援者シエンシャ必要ヒツヨウとするのは、公平コウヘイ明確メイカク評価ヒョウカ情報ジョウホウである。この評価ヒョウカ組織ソシキミズカらが広報コウホウする透明性トウメイセイがある情報ジョウホウからなされる。
組織ソシキは、使命シメイオヨ法人ホウジン目指メザ目的モクテキ明確メイカクにして、組織ソシキ構成コウセイ意思イシ決定ケッテイ方法ホウホウ会計カイケイ情報ジョウホウ事業ジギョウのアウトカムなどを評価に耐える情報ジョウホウとして一般イッパン説明セツメイ公開コウカイしなければ、シン透明性トウメイセイがある組織ソシキであるとはいえない。
事業ジギョウわれば、それでわりということでなく、積極的セッキョクテキ外部ガイブ情報ジョウホウ収集シュウシュウから見直ミナオしと改善カイゼン必要ヒツヨウであり、組織ソシキ評価ヒョウカは、その外部ガイブ情報ジョウホウがなくては評価ヒョウカできない。
組織ソシキ活動カツドウからの社会シャカイテキインパクトは、意図イトとしなかった事項ジコウフクんだ社会シャカイへの影響エイキョウをも加味カミし、持続的ジゾクテキ社会シャカイ貢献コウケンする組織ソシキであり、必要ヒツヨウとされる活動カツドウであることを評価ヒョウカしなければならない。
u  出所 引用 参考文献
      サードセクタ−組織のためのオンリーワン戦略  ロジックモデル・ビジネスモデル
      特定非営利活動法人市民フォーラム21・NPOセンター ©
         マネジメント  基本と原則 [エッセンシャル版] 
 P・F・ドラッカー著 上田惇生編訳 ダイヤモンド社
         非営利組織の経営   P・F・ドラッカー著 上田惇生訳  ダイヤモンド社
         プロフェッショナルの条件  P・F・ドラッカー著 上田惇生編訳  ダイヤモンド社
         究極のドラッカー  國貞 克則著   角川グループパブリッシング
         ドラッカーのリーダー思考法 藤屋伸二著  中経出版
      NPO法人会計基準 [完全収録版 第2版] NPO法人会計基準協議会著
      NPO実践マネジメント入門  パブリックリソースセンター編
   
            特定非営利活動法人 「てびき」内閣府大臣官房市民活動促進課
2017/05/05 okada ©
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