【 6.事業組み立て 】
 ロジックモデル

(プログラム出力例)
●事業名リスト  (定款に記載した事業)
1 クラウドファンディング
2 専門家研修・派遣事業
3 情報交換支援事業
4 委託事業
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●事業別  事業詳細●
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●事業名  (定款に記載した事業)
●    クラウドファンディング
●事業の内容
●    HPによるNPO法人の事業紹介
●    必要な事業資金を提示し寄付を募集
●    必要事業資金額に到達するまでは、集金しない。
●    寄付者へ事業資金寄付募集に関する契約書を送付する。事業資金の5%を事業法人の手数料とする。
●    事業資金の15%をNPO活動支援活動費とする。
●    使用用途等詳細を資金受託NPO法人に報告。
●事業を作業に分解したプロジェクト
1 IT管理事業  
2 NPO法人評価表彰  
3 契約管理事業  
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1 IT管理事業
A.プロジェクトの内容
クラウドファンディング
HPの管理
利用者への説明と交流
情報の更新と連絡業務
B.直接の効果
地域外の人からの寄付。
寄付者と受益者とのコミュニケーション促進。
活動の公平適切な評価・表彰により、寄付者からみた寄付先の選択が容易にできる。
寄付者及び受益者それぞれ事業法人との契約による信頼と安心。
C.事業年度の成果目的  短期成果
寄付者が寄付先を選択できる。
D.2年目の成果目的  中期成果
当事業法人の仲介で、寄付者と受益団体の交流が盛んになる。
E.ビジョン達成に必要不可欠な成果目的  長期成果
多くのNPO法人との実績により信頼を得る。
非営利活動の情報交換の発信原となる。
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2 NPO法人評価表彰
A.プロジェクトの内容
公平な内部評価と外部評価の評価方法を確立。
自己評価をすることで、法人の内容を理解し、改善策を計画できるようになる。
優秀な法人のプレゼンと公開表彰のイベント開催。
B.直接の効果
寄付者が安心して寄付できるNPO法人を選択できる。
活動内容の理解が深まる。
C.事業年度の成果目的  短期成果
表彰できる法人を公募とアドバイスにより助成育成する。
D.2年目の成果目的  中期成果
活動報告プレゼン大会が開催される。
E.ビジョン達成に必要不可欠な成果目的  長期成果
定期的に活動報告プレゼン大会が開催され、寄付者とのコミニュケーションが盛んになる。
参加しようと思うNPO活動がみつかりやすくなる。
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3 契約管理事業
A.プロジェクトの内容
寄付者と当事業法人との契約。
受益団体と当事業法人との契約。
寄付金の確定。寄付金の契約解除。集金方法。寄付金使用目的の説明。 活動成果につい
て説明。
イベント案内通知
寄付者と受益団体との仲介
B.直接の効果
寄付使用目的が明確になる。
寄付者と受益団体からの信頼獲得とコミニュケーションの拡大。

C.事業年度の成果目的  短期成果
寄付の具体的使用目的が明確な寄付先が提示される。
D.2年目の成果目的  中期成果
寄付が寄付者からの事業委託であるという認識がされるようになる。
E.ビジョン達成に必要不可欠な成果目的  長期成果
営利活動と同じように、非営利活動においても、受益者との契約により確実に実施されるようにな
る。
非営利活動が新たな産業として認知される。

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●事業名  (定款に記載した事業)
●    専門家研修・派遣事業
●事業の内容
●    高齢者などに、さまざまな知識獲得の機会を設け、誰でもが、自ら他を支援する活動に参加できる仕組みを
構築する。
●    専門家の、NPO支援コンサルとして活躍できるように派遣事業をする。NPOへは、無償、専門家には、報酬
を保証する。
●事業を作業に分解したプロジェクト
●    1 専門家育成  
●    2 専門家派遣  
●    3 マニュアル作成  
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1 専門家育成
A.プロジェクトの内容
さまざまな専門家の育成
陶芸家、書家、人形作家などの講座開催ができる人材育成。
専門家の知識を活かし、事業を企業する人材育成。
お互いに教え合うことができる環境を構築。
専門家の工房を支援。
B.直接の効果
街中に、工房が増え、さまざまなものづくりの現場に会える
ネット上の、専門家情報から
直接会いに行くことができる。


C.事業年度の成果目的  短期成果
お互いに教え合う機会を提供する。
参加しやすい講座を開催する。
D.2年目の成果目的  中期成果
プロ専門家が多く輩出する。
専門家として高齢者や主婦が参加する。
街中に人気を集め活躍する人がいる。
E.ビジョン達成に必要不可欠な成果目的  長期成果
物をつくつている現場を見ることができる「ものづくり」の街になる。
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2 専門家派遣
A.プロジェクトの内容
専門家を無償でNPO法人などに派遣する。
派遣専門家への報酬を保証する。
NPOセクターのマネージャー
マッチング仲介者
B.直接の効果
NPO法人が専門家スタッフを獲得できる。
C.事業年度の成果目的  短期成果
専門家の支援を受けた団体の活動を評価・表彰する。
自分たちによるさまざまな講座が開催される。
D.2年目の成果目的  中期成果
NPO法人の経営の質が向上し、確実な成果を生むようになる。
E.ビジョン達成に必要不可欠な成果目的  長期成果
高齢者や主婦に働く環境ができ、社会に参加しやすくなり活き活きしている。

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3 マニュアル作成
A.プロジェクトの内容
専門家知識を自らマニュアルにして、異業種の事業に活かすことができる環境をつくる。
B.直接の効果
専門家の知識を得る環境ができる。
C.事業年度の成果目的  短期成果
さまざまな専門家マニュアルができ公開される。

例:
HP作成
健康レシピ
書道・陶芸入門
NPO内部・外部評価てびき
NPO会計てびき
D.2年目の成果目的  中期成果
他の異業種の事業と協同することで新しい活動を生む。
例:
高齢者嚥下対応レシピより
作成した日替定食宅配事業。
E.ビジョン達成に必要不可欠な成果目的  長期成果
専門家の言葉が、わかりやすいマニュアルとなっている。

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●事業名  (定款に記載した事業)
●    情報交換支援事業
●事業の内容
●    NPO記者(コンサルができるNPO取材記者)を育成し、積極的に直接NPO取材をして、広報や経営支援を
する。取材したNPOや商店からの情報をHPに掲示したり、参加会員のHP作成を支援する。
●    独自のサーバー運営によりセキュリティが高く、コマーシャルが入らないサイトを作成する。会員が書き換えできる
HP頁を提供する。
●事業を作業に分解したプロジェクト
●    1 NPO取材記者育成  
●    2 SNS・HP管理運営  
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1 NPO取材記者育成
A.プロジェクトの内容
積極的な取材により情報を収集する。
NPOの専門知識によるコンサルをする。
取材等のマナーをわきまえたコンサルタントを育成する。
B.直接の効果
NPO法人が相談しやすい人材がいる。
異業種コーディネートによる事業提案がされる。
C.事業年度の成果目的  短期成果
記者を育成する。
コンサル研修
NPO評価マニュアルが活かされる。
D.2年目の成果目的  中期成果
直接現場に行き共に問題解決できる人材がいる。
E.ビジョン達成に必要不可欠な成果目的  長期成果
NPOセクターにNPO法人をマネジメントする人材が輩出される。
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2 SNS・HP管理運営
A.プロジェクトの内容
一般的なSNSではなく、独自サーバーによる地域NPOと商店・企業参加の安全な情報サイトを
構築する。
B.直接の効果
安全に子供や高齢者でもアクセクできる信頼の情報網。
C.事業年度の成果目的  短期成果
地域NPOセクターで情報をマネジメントでき管理運営に活かす。
D.2年目の成果目的  中期成果
ITによる高齢者等への連絡交信通信網ができる。
E.ビジョン達成に必要不可欠な成果目的  長期成果
地域のTVや新聞等のマスコミとも連携がとれ、災害時にも対応する安全安心の連絡網ができる。
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●事業名  (定款に記載した事業)
●    委託事業
●事業の内容
●    法人のミッション達成に矛盾がない事業内容であること。
●    委託事業があれば確実な収益が見込まれる。
協同事業となるように、クラウドファンディング(収益がある寄付者との契約による事業を法人自主事業とする。) 以外の事業を受託事業として受託できるようにする。
●事業を作業に分解したプロジェクト
●    1 委託事業  
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1 委託事業
●    A.プロジェクトの内容
●    当法人のミッションを達成するきょうどう協働事業となるように、再度事業計画を見直す。
●    B.直接の効果
●    確実な収益の確保
●    C.事業年度の成果目的  短期成果
●    D.2年目の成果目的  中期成果
●    E.ビジョン達成に必要不可欠な成果目的  長期成果
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●記入者  感想
定款に規程した事業を達成するのに必要なプロジェクト(作業)に分解し、それぞれのプロジェクトでの短 期中期長期成果目的を設定する。
目的=ビジョン(社会の状態) 目標=事業目標(数値目標とした事業の達成度)と定義し、目的と目標の意味を位置づけた。


特定非営利活動法人 ○○NPO中間支援センター



●ロジックモデルとは
 ロジックモデルでの作業手順
1.  定款に規定した事業をすべて書き出す。
法人のミッション・ビジョンに沿わない事業は、定款を書き換え廃棄する。
2.  定款に規定した事業ごとに、その事業に関するすべての作業を書き出し、事業を分解する。
3.  分解した作業(事業)ごとに事業内容を検討する。
4.  それぞれの事業内容について、
「直接の効果」----事業をすることで、得られる直接的な効果 
(実行することで社会へ与える変化)
「短期成果」-----事業年度で得られる効果 (1年間の活動で得られる社会の変化)
「中期成果」-----2年目の成果目的 (期待され得られるビジョン)
      「長期成果」-----法人が掲げるビジョン達成に必要不可欠な成果目的
               ビジョンを達成させるのに必要で必須な社会環境の変化と準備
               ビジョンを達成させる為の準備(周知・啓蒙)をしなければならない。

5.  定款に規定した事業すべてが、ビジョン達成への事業であり相乗効果で強め合い関連性をもつようにする。
法人の効率化を図り、戦略的な事業計画とする。
法人が目指す成果は、社会へ貢献する「ビジョン」達成にある。
それ以外の活動は、廃棄する勇気をもたなければならない。